10月4日のブログに関連する内容で、シルバー新報の10月15日号、第一面です!
介護施設などで医療的ケアの対応範囲を広げていくのはかなり時間がかかります。医療的ケアを指導する看護師と医療的ケアのできる介護士を育てて、かつ定着させていかなければなりませんので。
しかしながら、地域包括ケアシステムで看護小規模の役割はとても大きいと思います。時間をかけて人材育成し、まだ少ない看護小規模多機能に挑戦して良かったと思います。
今回のような記事で看護小規模の可能性を知っていただき、MSWさんや居宅ケアマネさん達にもっと活用していただければと思います。
以下、10月4日のブログです。
”がん「緩和ケア病棟」備える医療機関 1割超で病棟閉鎖や休止”とのことです。
専門家によると、
「緩和ケア病棟は終末期を快適な環境で過ごしてもらい家族も面会できるようにとゆったりとした個室の病床が多い。このため新型コロナウイルスの感染者が急増し、病床を確保しなければならない時に転用されやすい」
「日本は民間病院が多く一つ一つの病院の取り組みでは限界があるので、緩和ケアの患者をほかの病院に移せるよう、受け入れのしかたを地域全体で計画的に見直す必要がある。国や自治体は医療機関が連携するための仲介役を担うことが求められる。連携の仕組みをつくるには2、3か月はかかるので、次の波は必ず来るという前提で今のうちにできることはすべてやっておかないと、第6波が予想される冬に間に合わない」と話されています。
こういう時にも、医療的ケアに強い看護小規模多機能は活躍できるのではないかと思います。普段からガンの方を受け入れているので、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅などの「住まい」を併設している場合は特に活用しようがあると思います。
地域の病院間での連携で病床をコントロールするだけではなく、看護小規模多機能も加えれば第6波への備えは一歩進むのかなと。
いなほの看護小規模多機能も、少しでもこのお役に立てればと思います。
居宅ケアマネの皆様へ
看護小規模は、実は居宅ケアマネさんも非常に使いやすいサービスです。利用者さんが入院して、退院して、自宅に戻るまでの中間地点として活用できます。自宅に戻られた際に、再度同じケアマネさんが関わっていけるようケアプランを元のケアマネさんに戻すことができます。一時的に看護小規模が必要と思われる際は、いなほの看護小規模に是非ご相談ください。