地域の皆様へ
看護小規模多機能を開設し、3週間ほど経ちました。
病院からの様々なニーズや、退院直後の利用者様、ご家族様の希望を知ることができています。
そして、幅広い医療的ケアの対応など、特養ではできなかったことができるようになりました。
開設し、利用者様を受け入れていく中で見えてきた課題をご紹介いたします。
この3週間で改めて感じたことが介護看護の視点から2点あります。
①「口から食べる楽しみ」を望まれる方が多いこと
②認知症の方でも家庭的な環境で落ち着かれ抑制の必要がなくなる場合があること
①については、当然ながらですが、ご本人もご家族も”口から食べたい”という希望を持たれます。いなほの看護小規模多機能では、新白岡口腔リハ歯科クリニックを協力歯科医療機関としておりますので、今後より一層のケアの質の向上につなげていきたいと思います。
②については、特養などの大型施設とは違い、小規模で住宅地にあり、日常的で落ち着く環境であることに加え、介護看護体制が特養より手厚いことが理由であり、看護小規模多機能というサービスの特長と感じています。画像は看護小規模多機能の食堂ホールです。元荒川のさくらロードに、ウッドデッキ から直接出ることができます。白岡の皆様の散歩コースですので、たくさんの人通りがあり、生活感たっぷりです。きっと利用者様の緊張感もほぐれていると思います。
これから、まだまだ沢山の課題を発見し、看護小規模多機能ならではのサービスにつなげて行きたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
法人の職員の皆様へ
5年ほど前から構想していましたが、いよいよ、全くやったことのない、周りにも事例の少ない介護サービスを始めました。
法人として、”残業のない働き方”を推進していますが、残業は管理者さんや医療的ケアの指導を行う看護師さんにはどうしても現在出てしまっています。同じ項目であっても、サービスが違い、利用者様層が違い、建物が違い、チューニングすることも多々あります。
おかげさまで、介護スタッフの技量も更に向上してきています。
目に見える仕事、見えない仕事、外でやる仕事、色々とあります。
やっている途中で電話もなりますし、スタッフからの質問にも答えなければなりません。
キャリアアップを目指す方は必ずその時がきます。その時に初めて理解できると思います。
管理職・監督職をやってみてどんなものなのかは、やってみなければ分かりません。
同じ拠点のスタッフに限らず、理解・協力していけることは、いつも以上にご協力いただけますようよろしくお願いいたします。