前日までに可能な限りの準備を行い、
当日は最小限の人数の出勤で、出勤者もできるだけ早く退社する、残れる方だけ残る、早朝は来れる方にヘルプに来てもらう。
何とか乗り切りました、そして今後に生かすための経験値にもなりました。
昨晩は浸水に備えて、1階の利用者さん40名全員とベッド2階に避難しました。
所要時間1時間半でした。
今朝、安全を確認し、避難した1階の利用者さん40名全員とベッドで1階へ戻りました。
所要時間1時間10分でした。
40名+ベッド40台+酸素や薬等、1時間10分は想像以上のスムーズさです。
今回、前日からみんなでしっかり対応できたと思います。
なかでも、想像以上の積極的な準備をしてくれた方がいます。
訪問介護のサ責です。
「身体の不自由な独居の利用者さん宅を前日に周り、家の外回り台風対策をしてきました。
家族とケアマネに報告済みです。」
これは素晴らしいと思います。
きっと利用者の方も安心されたと思いますし、うれしかったと思います。
災害はもう、いつでもどこでも起きる。
「積極的な準備」、これに尽きると思います。
防災マニュアルを再度見直します。
最近、「積極的な準備」という言葉がマイブームです。
先日、ウェルシア地域包括支援センターの勉強会に参加した際にセンター長さんのお話の中で、「認知症とか要介護とか予防、予防というのではなく、積極的に準備することが大切。」というくだりがありまして、わかりやすく説得力のある表現だと感じました。
リスクマネジメント、最大の課題です。
「積極的な準備」業界をあげて頑張っていきましょう。