白岡市とウェルシア地域包括支援センターと私たちで行った”過疎地域における買い物支えあい実証実験事業”が本日で終了しました。
行政(地域包括を含む)と地域と社福での実証実験を1カ月間行い、第一段階におけるニーズと課題がしっかり把握できたと思います。今日一番印象的だった場面は、同じ団地内の方が「久しぶりー。」とあいさつされてハグしていました。買い物をされない方も参加を楽しまれています。機会がなければそれぐらい外で会う機会がないということですね。
単純な買い物支援というよりは、フレイル予防を主軸に実施していくことが大切だと感じました。地域住民自体が動いてもらう必要もありますので、中心となる方の自助と互助があまり大きくならないよう調整し、力不足ながらできることから広げていきたいと思います。
今回の実証実験にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
社会福祉法人は税制優遇だけでなく、職員さんも先日紹介した退職金制度などは優遇されています。そういう部分をしっかりと日本中の社福の職員が理解でできるようにしていけばいいのではないかと思います。まずは自法人からですね。今は一部の職員で行う地域貢献事業ですが、できるだけ早く地域貢献に各職員が参加でき、実感することができるようになればと思います。社福は広い意味でNPOです。アメリカでは就職したい企業・組織の上位にNPOが入っています。日本はどうでしょう。社会福祉法人のイメージがそういうものに変わる必要があるのでしょうね。