介護職員の皆様、自己研鑽ですが、自分が将来どうなりたいのかを考えて、それまでの道を逆算して、時間を配分して、実行していかなければなりません。私は学生の頃から”ゴールから逆算する”という風に学んできました。
この業界だと今はどうでしょう。
介護業界では看取りは最大の課題となっています。喀痰吸引等研修は修了しておかなければなりません。特養はもちろん、小規模多機能でもグループホームでも有老でもサ高住でも必要でしょうね。
他には、重度化予防と要介護状態の改善も全介護サービスで課題となっています。今は準備段階ですが、平成33年度辺りはできて当たり前のようになってくるのではないかと思います。介護職員の皆様は、科学的介護を理解し、身体機能を維持または改善する生活リハビリの知識と技術が必要になると思います。専門職であることをしっかり示せないといけないでしょうね。
同時に責任感も大切になります、段々とリスクマネジメントができないと世間から責任を追及される時代になるのは間違いなしです。必ず勉強しないといけないですね。介護職員さんも重大な過失があると認められる場合は個人的に訴えられることはありますよ。自分の身を守れるようリスクについて勉強していきましょう。
話題の新設処遇改善加算はどうでしょう。10年以上の介護経験のある介護福祉士の方に一番手厚く支給される方向に進んでいます。もちろん10年未満の介護職、その他の職種にも分配されるようになりそうですね。上位資格を持とうとされていますか。10年未満の方でも、持ってるのと持っていないのでは今以上に手当等の差が大きくなってきますよ。
※実施されるには消費増税が条件です。
そして、介護職員さんが忘れてはならないのは、資格や技術だけでなく、チームプレーできる協調性と責任感も大切です。むしろ私はココが一番、大切だと思います。
主任やリーダークラスが、職員に求めることのアンケート調査の結果を見たことがあります。
①体調管理ができ、欠勤しないこと。
②自己管理ができ、遅刻しないこと。
③知らないこと、できないことは聞いて覚えること。
④陰口や、悪口を言わないこと。
⑤はっきりとした根拠のない噂話をしないこと、聞かないこと。
そして、
⑥事業所における感染症予防に協力すること。
⑦職場に着いたら挨拶ができること、帰る時にも挨拶ができること。
⑧提出物の期限を守ること。
まだありましたが、特にこの辺りは当たり前にやりたいですね。
いなほの里では、しっかりと職員の資格取得を支援をしています。資格以外でも様々な資料がたくさんあります。やる気さえあれば、専門職としての知識や資格は年々付いていきます。
介護は誰にでもやれる仕事ではありません。
実際にやられている方は良くわかっていると思います。
まだしっかりと確立されていない専門職としての介護。
世間の介護に対するイメージを自分達で変えてみたくないですか?
長くこの業界で働きたい方は、是非、私たちと一緒に働きませんか?
同期の皆様へ
12月に入り、世間を賑わす大きな出来事が起きました。来年、最も参加者が本気で自己研鑽に励む組織があります。同期の皆様、若干、今までと別路線(異業種)になりますが、全国でともに学びませんか?同期の皆様、ご連絡いただければどこの組織なのかお知らせいたします。きっと無駄な経験にはならないと思います。